生きていく上で、かけがえのないこと 吉村萬壱・若松英輔

2019.12.16

02若松英輔さん・イベント「聖夜のつどい 詩のことば、詩のちから」



近刊『本を読めなくなった人のための読書論』が好評の若松英輔さんのイベント情報です。ふるってご参加ください。
また、若松さん編・解説で『新編 志樹逸馬詩集』が刊行予定です。



 

「聖夜のつどい 詩のことば、詩の力

 

 心に火を灯したい、そう感じているとき、私たちが探さなくてはならないのは、たった一つの言葉かもしれません。
 詩人たちは、そのことに気がついていました。だから、一つの言葉を見つけるために長い人生の道を歩いたのです。1224日は、クリスマス・イブ、イエスの誕生を祝う日です。イエスもまた、「言葉」を大切にした人でした。
 この日は、いくつかの詩を読みながら、皆さんと言葉のちから、詩のはたらきをめぐって考えるひとときにしたいと思っています。
 ご多忙かと存じますが、ぜひ、ご参加くださいませ。(若松英輔)

 

    • 講師:若松英輔さん(批評家・随筆家)
    • 日時:12月24日(火)19時00分~20時30分(18時30分・開場)
    • 定員:80名
      (事前予約は不要でが、先着順になります。ご了承ください。)
    • 場所:東京堂ホール 神保町東京堂書店6F
    • 住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目17番地
      東京堂神保町第一ビルディング6階

    • 最寄駅:東京メトロ半蔵門線・都営三田線・都営新宿線神保町駅 A7出口徒歩3分、JR御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口徒歩8分
      詳しくはこちらをご覧ください。

    • 参加費:自由献金制(「おさい銭」方式)でお願いします。
      ※集まった献金は、年末年始の生活困窮者支援活動に活用させていただきます。

 


若松英輔(わかまつ・えいすけ)

批評家・随筆家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。
1968 年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007 年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞、2018年『詩集 見えない涙』にて第33回詩歌文学館賞を受賞、『小林秀雄 美しい花』にて第16回角川財団学芸賞受賞。著書に『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『詩集 燃える水滴』(亜紀書房)ほか多数。