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郷里

郷里
著者 佐々木 義登
価格 1,760円(税込)
発売日 2018年2月19日
判型 四六判
製本 上製
頁数 256頁
ISBN 978-4-7505-1540-3
Cコード C0093

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内容紹介

妻の墓参の帰り、娘の手を引きながら森の山道を歩いていると、
白装束の人影を見かける。
行き倒れかと案じて近寄ると、娘の口から、
老婆の祈りのような言葉ならぬ言葉が語り出される……

個を超えてつながる命や情念の奔流を描いた最新作「鈴の音」をはじめ、
「桃」「ナイフ」「空に住む木馬」「王と詩」、
三田文学新人賞受賞作「青空クライシス」。

「郷里」をまっすぐ、時に影のように描いて忘れがたい余韻を残す全六篇


「魂を抉る言語以前の野生の叫びが、透徹した小説世界のど真ん中を貫いている。」
推薦 吉村萬壱氏

【書評・メディア情報】
■月刊望星(4月号)/書評(佐藤康智氏・文芸評論家)
■徳島新聞(3月20日)/著者インタビュー

著者紹介

佐々木義登(ささき・よしと)
1966年徳島県生まれ。二松学舎大学卒業。二松学舎大学博士後期課程修了。博士(文学)。2007年「青空クライシス」で第14回三田文学新人賞受賞。現在、四国大学教授。

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