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亜紀書房えほんシリーズ〈あき箱〉5 ハルには はねがはえてるから

ハルには はねがはえてるから
著者 大前 粟生・作
宮崎 夏次系・絵
価格 1,760円(税込)
発売日 2021年6月9日
判型 A4判
製本 上製
頁数 32頁
ISBN 978-4-7505-1600-4
Cコード C8793

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内容紹介

 
いま最も注目を集める小説家・大前粟生と、各界から賞賛を浴びる漫画家・宮崎夏次系による最高のコラボレーションが実現。
――痛みと優しさを描く、初の共作絵本。


 ハルに はねがはえた
 ナツのめから ビームがでた
 アキが ナイフになった
 フユのてが なんでもたべちゃう きょうりゅうになった

 かっこいいし、きれいだし、きらきら。
 だからきっと、だいじょうぶ。




《亜紀書房えほんシリーズ〈あき箱〉》
●ミロコマチコ『ドクルジン』
巨大生命体・ドクルジン誕生――ミロコマチコが創造する、プリミティブ&サイケデリックな神話的新境地!

●スケラッコ『マツオとまいにちおまつりの町』
学校帰りのマツオが迷い込んだのは、毎日毎日ずっとお祭りをしている「おまつりの町」。不思議な仲間たちが遊ぶ、にぎやかで楽しい世界へ、ようこそ。

●荒井良二『こどもたちは まっている』
《第26回日本絵本賞 受賞!》国内外で活躍する荒井良二の新しい代表作が誕生!

●五十嵐大介『バスザウルス』
森の中に打ち棄てられた1台のバス。何十年もの間、忘れられて、錆びて、雑草や蔦がからまって、もうボロボロ。――ある日、とうとう手がはえ、脚がはえ、バスザウルスになって動き出した!




【書評・メディア情報】
■ダ・ヴィンチ(6月号)/紹介
■京都新聞(6月30日)/紹介
■中日新聞(8月9日)/短評
2022年
■イラストレーション(6月号)/「グラフィックデザイナーが選ぶ装丁」(井上則人氏)

 

著者紹介

大前 粟生(おおまえ・あお)
1992年生まれ。小説家。京都市在住。著書に『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)、『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『おもろい以外いらんねん』(河出書房新社)、『岩とからあげをまちがえる』(ちいさいミシマ社)などがある。

宮崎 夏次系(みやざき・なつじけい)
漫画家。著書に『夕方までに帰るよ』『変身のニュース』(第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「審査委員会推薦作品」選出)『僕は問題ありません』『ホーリータウン』『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』『アダムとイブの楽園追放されたけど…』(以上すべて講談社)、『培養肉くん』(KADOKAWA)、『なくてもよくて絶え間なくひかる』(小学館)、『と、ある日のすごくふしぎ』(早川書房)がある。最新作『あなたはブンちゃんの恋』を講談社「モーニング・ツー」にて連載中。画集に『変な夢を見た』(講談社)がある。

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