HOME > 書籍検索:社会 > 息子が殺人犯になった

亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅡ-16 息子が殺人犯になった コロンバイン高校銃乱射事件・加害生徒の母の告白

息子が殺人犯になった
著者 スー・クレボルド 著
仁木 めぐみ 訳
価格 2,530円(税込)
発売日 2017年6月22日
判型 四六判
製本 上製
頁数 398頁
ISBN 978-4-7505-1446-8
Cコード C0030

オンライン書店で購入

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

内容紹介

死者13人、重軽傷者24人、犯人2人は自殺。
事件の一報を知ったとき、母が心の中で神に願ったのは、息子の死だった……全米を揺るがした銃乱射事件の実行犯の家族が揺れる心のままに綴る、息子のこと、事件後のこと。

高村薫氏推薦!
「わが子が惨劇の犯人になったとき、親の人生もまた残酷に断ち切られる。著者が想像を絶する喪失と加害責任を引き受けてゆく過程や、それでもわが子を否定しきれない孤独な葛藤は、神を前に正しくあることを求める善きアメリカの、息苦しいほどの理性の姿である。」

【書評・メディア情報】
神戸新聞(8月27日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト)
琉球新報(8月27日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト)
京都新聞(8月27日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト)
山陽新聞(8月27日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト)
日刊ゲンダイ(9月2日)/短評
週刊新潮(9月7日号)/書評(大竹昭子氏・作家)
神奈川新聞(9月3日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト)
大分合同新聞(9月10日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト)
信濃毎日新聞(9月17日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト)
本の雑誌(10月号)/書評(青木大輔氏)
婦人公論(10月号)/紹介
読売新聞(9月24日)/書評(服部文祥・登山家、作家)
週刊朝日(10月20日号)/ベストセラー解読
静岡新聞(10月15日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト)
2018年
週刊教育資料(1月15日号No.1462)/書評(青木幸夫氏・元川崎市立中学校校長)
TBS系特番「マサカの映像グランプリ」(4月4日)/著者インタビューなど
2020年
『少年事件課会社家族審の理論と実践』(現代人文社)/書籍紹介

著者紹介

【著者】スー・クレボルド
コロンバイン高校で銃乱射事件を起こしたディラン・クレボルドの母。コロンバイン高校銃乱射事件とは、1999年4月20日、当時同校の4年生で卒業を間近に控えていた2人の少年、エリック・ハリスとディラン・クレボルドが周到な計画に基づいて起こした無差別殺人事件。教師1人をふくむ13人が死亡、24人が負傷し、犯人2人は自殺した。事件発生当時、米国における学校銃乱射事件としては1966年のテキサスタワー乱射事件に次ぐ規模で、コロンバイン高校の悲劇に国中が悲しんだ。著者は事件直後から、家族の生活を細部まで振り返り、原因を追求してきた。その過程で、精神衛生と暴力の関連性についての理解を深めながら、現在は自殺を防止する活動に奔走している。

【訳者】仁木めぐみ
翻訳家。東京都出身。跡見学園女子大学英文学科卒。訳書にオスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』(光文社)、ブロニー・ウェア『死ぬ瞬間の5つの後悔』(新潮社)、テリー・マーフィー『僕は人生を巻き戻す』(文藝春秋)、マーガレット・ヘファーナン『見て見ぬふりをする社会』(河出書房新社)、デボラ・ロドリゲス『カブール・ビューティー・スクール』(早川書房)など、多数。

PAGE TOP