HOME > 書籍検索:文学 > 詩集 幸福論

詩集 幸福論

詩集 幸福論
著者 若松 英輔
価格 1,980円(税込)
発売日 2018年2月22日
判型 四六判変型
製本 仮フランス装
頁数 116頁
ISBN 978-4-7505-1535-9
Cコード C0095

オンライン書店で購入

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

内容紹介


  忙しすぎては いけない

  大切な人に
  会えなくなって
  ひとりで困っているのを
  見過ごしてしまう

  忙しそうに していると
  心を 開いてくれるはずの人が
  いつの間にか
  黙ってしまう

  
  ──「多忙な人 」より



〈 幸福はどこにあるのか?〉

幸福の小さなきらめきを静かにつむぐ。
『詩集 見えない涙』につづく待望の第二詩集。

_________

【若松英輔さんの詩集】

『詩集 ことばのきせき』
ことばがこころを包む時がある。──かなしみと共に歩むための、詩という姿をまとった贈り物。

『詩集 美しいとき』
悲しみ、祈り、愛すること。──暗闇で手探りするように、一語一語、つむがれた言葉の捧げ物。

『詩集 たましいの世話』
先に逝ってしまった大切なあなたへ──。悲しみと祈りを込めて紡がれる、34の言葉の捧げもの。

『詩集 愛について』
愛する人への想いに心を揺さぶられる、珠玉の36篇。「いなくなってしまった大切な人」への想いを綴る。

『詩集 燃える水滴』
弱き者のささやきを聞き逃さないために──。石牟礼道子へ、また多くの逝きし者たちへ、ことばを贈る。

『詩集 見えない涙』
《第33回詩歌文学館賞詩部門受賞》
泣くことも忘れてしまった人たちへ──。26編の詩を収めた、若松英輔初の詩集。

_________

著者紹介

若松英輔(わかまつ・えいすけ)
批評家・随筆家。一九六八年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。二〇〇七年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、二〇一六年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞を受賞。
著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『生きていくうえで、かけがえのないこと』『言葉の贈り物』(共に亜紀書房)など多数。詩集に、『詩集 見えない涙』(亜紀書房)がある。

PAGE TOP