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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅢ-4 1924 ヒトラーが“ヒトラー”になった年

1924
著者 ピーター・ロス・レンジ 著
菅野 楽章 訳
価格 3,300円(税込)
発売日 2018年2月22日
判型 四六判
製本 上製
頁数 352頁
ISBN 978-4-7505-1536-6
Cコード C0022

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内容紹介

一介の“チンピラ”にすぎなかった男は、如何にして“総統”になったのか?

1924年はヒトラーの挫折の年でもあり、挫折を栄光に変えるための転換の年でもあった。

ミュンヘン一揆に敗れ、獄中で過ごした知られざるヒトラーの一年に、膨大な資料から肉薄する歴史ノンフィクション!

「挫折したクーデターは、彼の人生にとって、そしてドイツの独裁者になるという公然の計画にとって、これ以上ない出来事だった。一九二四年をランツベルク刑務所で過ごしていなければ、ドイツの支配、世界に対する戦争、ホロコーストは成し遂げられなかったかもしれない。ヒトラーを落ち込ませた一年は、本来ならば彼のキャリアを終わらせるはずだったが、現実には、衝動的な革命家を、権力獲得に向けた忍耐強い政治家に変える、決定的な時期となった」(本書より)

【書評・メディア情報】
■読売新聞(4月1日)/書評(鈴木幸一氏・インターネットイニシアティブ会長CEO)
■北海道新聞(4月15日)/書評(竹内正浩氏・文筆家)
■公明新聞(4月23日)/書評(椎名誠二・ジャーナリスト)
■産経新聞(5月27日)/書評(西村幸祐氏・批評家、関東学院大学大学講師)

著者紹介

ピーター・ロス・レンジ (Peter Ross Range)
ジャーナリスト。ドイツ事情を専門とし、戦争、政治、国際情勢などを取材する。「タイム」「ニューヨーク・タイムズ」「ナショナル・ジオグラフィック」「サンデー・タイムズ・マガジン」「プレイボーイ」などに寄稿し、「USニューズ&ワールド・レポート」のホワイトハウス担当記者もつとめた。ワシントンDC在住。

菅野楽章(かんの・ともあき)
1988年東京生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。訳書にジョン・クラカワー『ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度』(亜紀書房)、ブレット・イーストン・エリス『帝国のベッドルーム』(河出書房新社)などがある。

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