HOME > 災害ユートピア

亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ Ⅰ-7 災害ユートピア なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか

災害ユートピア
著者 レベッカ・ソルニット 著
高月園子 訳
価格 2,500円(税別)
発売日 2010年12月20日
判型 四六判
製本 仮フランス装
頁数 442頁
ISBN 978-4-7505-1023-1
Cコード C0036

オンライン書店で購入

アマゾン / 楽天ブックス / honto / セブンネットショッピング / 紀伊國屋Web Store / ブックサービス / e-hon / HMV / TSUTAYA / Honya Club.com / Yahoo!ショッピング / ヨドバシ.com

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

内容紹介

「お互いに助け合い、秩序を持って行動する日本人の姿はすばらしい」と言われる。しかし、実は災害時のそうした行動は、日本人だけではなく、世界中で共通してみられるという。
著者のレベッカ・ソルニット氏は1989年にカリフォルニア州でロマ・プリータ地震に遭い被災している。その経験をもとに、1906年のサンフランシスコ地震から2005年に起きたニューオリンズのハリケーン被害までを取材・研究してまとめたのが本書である。
「大惨事に直面すると、人間は利己的になり、パニックに陥り、退行現象が起きて野蛮になるという一般的なイメージがあるがそれは真実とは程遠い」と著者は言う。「地震、爆撃、大嵐などの直後には緊迫した状況の中で誰もが利他的になり、自身や身内のみならず隣人や見も知らぬ人々に対してさえ、まず思いやりを示す」。災害時に形作られる即席のコミュニティは「地獄の中で」他人とつながりたいという、欲望よりも強い欲求の結果である。災害を例にとり、社会や人間心理の本質に迫っている。

【目次】
プロローグ──地獄へようこそ
第一章 ミレニアムの友情:サンフランシスコ地震
第二章 ハリファックスからハリウッドへ──大論争
第三章 カーニバルと革命──メキシコシティ大地震
第四章 変貌した都市:悲嘆と栄光のニューヨーク
第五章 ニューオリンズ──コモングラウンドと殺人者
エピローグ──廃墟の中の通り道

【編集部より】
本書は2010年12月の刊行ですが、2011年3月11日の東日本大震災以後、全国の書店から多くのご注文をいただくようになりました。また、新聞・雑誌・ブログ等で次々と本書が紹介されるようになりました。なんとも複雑な思いですが、このような時だからこそ、一人でも多くの方に読んでいただきたいという思いもあります。
また、著者のレベッカ・ソルニット氏は自身のホームページで、日本へのメッセージを発信しています。日本語訳付きです。
http://bit.ly/eQwe6Y



PAGE TOP