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言葉の贈り物

言葉の贈り物
著者 若松 英輔
価格 1,650円(税込)
発売日 2016年11月17日
判型 四六判変型
製本 仮フランス装
頁数 168頁
ISBN 978-4-7505-1490-1
Cコード C0095

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内容紹介

困難を抱えるすべてのひとへ捧げる、24の“言葉の守り札”。

仕事、人生、痛み、喪失、読むことと書くこと、亡き者たちと共に生きること。
日々の営みをめぐって批評家・随想家が紡ぐ、最新書き下ろしエッセイ集!

「どんなに相手を大切に思っても私たちは、いつか別れを経験しなくてはならない。
誰かを愛することは別れを育むことでもある」
読めなくなってもなお本を買い続けた父、自分を厳しく叱った元上司、
思いを言葉にすること、書けない時間を愛しむこと。
本当にだいじなことをそっと語り出す24の「言葉の贈り物」。

刊行にあたり、数量限定特装版の販売、ツイッターキャンペーン、若松英輔さんトークイベントが行われます。
『言葉の贈り物』刊行特設ページ


ある時期まで、人生は問うだけの厳しい教師のように思われた。
しかし、今は少し違う。分からない、と正直に思いさえすれば、人生は微かな光を照らし出してくれるようにも感じられる。
そして光は、無音の声でこう語りかけるのである。
あまり速く 歩いてはならない。大事なものを見過ごすことになる。
お前が失敗と呼ぶ出来事のなかに人生からの呼びかけが含まれているのを、見過ごすことになる。
(本文より)

【目次】
言葉の護符
根を探す
燃える石
天来の使者
働く意味
未知なる徳
書けない日々
苦い言葉
言葉を紡ぐ
読まない本
未知なる父
痛みの意味
天命を知る
生かされて生きる
色をいただく
一期一会
黄金のコトバ
姿なき友
信と知
メロスの回心
眼を開く
自己への信頼
彼方のコトバ
言葉の種子
あとがき
『言葉の贈り物』ブックリスト

【書評・メディア情報】
東京新聞(12月17日)/筆洗
「BURRN!」(2月号)/紹介(古屋美登里氏・翻訳家)
朝日新聞(2月12日)/書評(星野智幸氏・小説家)
公明新聞(2月20日)/紹介
毎日新聞夕刊(6月13日)/紹介(上田紀行氏・文化人類学者)
「月刊京都」(11月号)/紹介(鵜飼慶樹氏・京都岡崎蔦屋書店)
2020年
セゾンドエリコVol.13(10月15日)/紹介
2022年
福島民友新聞「Me&You」(11月号)/紹介

著者紹介

若松英輔(わかまつ・えいすけ)
批評家・随筆家。1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞を受賞。著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランス
ビュー)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『生きていくうえで、かけがえのないこと』(亜紀書房)『緋の舟』(求龍堂)など多数。

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