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読書のちから

読書のちから
著者 若松 英輔
価格 1,430円(税込)
発売日 2020年11月25日
判型 四六判変型
製本 並製
頁数 160頁
ISBN 978-4-7505-1678-3
Cコード C0095
電子書籍発売中

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内容紹介

 
本を読むことは、書き手との対話である。
だが、誰と対話するかは慎重に選ばなくてはならない。

恩師・井上洋治、遠藤周作、須賀敦子、神谷美恵子、池田晶子、柳宗悦……。
著者自身の「危機」を救ってきた言葉を紹介し、「確かに生きる」ヒントを探る。


知識ではなく、人生の手応えを与えてくれる「生涯の一冊」に出会うための方法も記す、読書をめぐるエッセイ集。



【目次】
■ 感情の言葉
■ 情愛の泉
■ 余白の言葉
■ 悲愛の人
■ 遅れて届いた手紙
■ 沈黙のちから
■ 聖なる場所
■ コトバを運ぶ人
■ 霧の人
■ 弱き勇者たちの軌跡
■ いのちを生きる
■ 真理のありか
■ たましいの糧
■ 読めない本と時の神
■ 無常の奥に潜むもの
■ 読書の効用
■ 良知のひかり
■ 十読は一写に如かず
■ 内なる世界への道標
■ たましいの反抗
■ たましいのちから
■ 色読という次元
■ 苦しみの彼方
■ 未完の代表作

■ わたしの古典——あとがきに代えて




【若松英輔の本】
『弱さのちから』
弱さを肯定するところから、生まれるもの——現代に鋭い問いを投げかけ続ける批評家が、危機の時代を生き抜くための叡智を、やさしく語る。

『本を読めなくなった人のための読書論』
知識を増やすためではなく、人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。その方法を、あなたと一緒に考える。




【書評・メディア情報】
■ NHKウイークリーステラ(3月12日号)/紹介 
 

著者紹介

若松 英輔(わかまつ・えいすけ)
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞。
著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『悲しみの秘義』(ナナロク社、文春文庫)、『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書)、『詩集 愛について』『本を読めなくなった人のための読書論』(以上、亜紀書房)、『詩と出会う 詩と生きる』(NHK出版)、『霧の彼方 須賀敦子』(集英社)など多数。

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