詩集 愛について
- 著 者
- 若松 英輔
- 価 格
- 1,980円(税込)
- 発売日
- 2020年4月22日
- 判 型
- 四六判変型
- 製 本
- 仮フランス装
- 頁 数
- 120頁
- I S B N
- 978-4-7505-1642-4 C0095
電車で
並んで座り
だまったまま
風景を
見つめていた
あの日
あれが
わたしの
ずっと
探していた
幸せだった
(「車窓」より)
愛する人への想いに心を揺さぶられる、珠玉の36篇。
「いなくなってしまった大切な人」への想いを綴る、詩集として異例の売行をみせる著者の第四詩集。
*
目次
定義 Ⅰ
弱い人
光
受苦
定義 Ⅱ
車窓
悲愛
時のありか
時のきらめき
傘
思い出
あなた
愛しみの種子
祈り
星の光線
不条理
積木
無知な人
哀歌
雪
噓
定義 Ⅲ
よろこびの泉
存在の秘義
朱(あか)い箱
不可視な隣人
奇蹟
行く人
大切な人
花束
扉
言葉の秘義
涙の泉
樹木
愛の技法
大切な人 Ⅱ
あとがき