沈黙のちから
- 著 者
- 若松 英輔
- 価 格
- 1,430円(税込)
- 発売日
- 2021年9月1日
- 判 型
- 四六判変型
- 製 本
- 並製
- 頁 数
- 168頁
- I S B N
- 978-4-7505-1713-1 C0095
言葉にならないものを「心の耳」で聴くために
いくら華麗な言葉を並べても、本当のおもいが伝わるとは限らない。
うまく語ってはならない。
文字にならない、消えない熱を伝えなければならない。
――詩を書くこと、耳を傾けること、祈ること。
自らの体験に照らしつつ、言葉の向こう側に広がる沈黙の意味に迫るエッセイ集。
かつてないほど言葉が軽んじられる時代に、批評家が問う「沈黙の秘義」。
*
目次
Ⅰ 詩について
Ⅱ 言葉の終わるところで
Ⅲ 信じるということ