本を読めなくなった人のための読書論
- 著 者
- 若松 英輔
- 価 格
- 1,320円(税込)
- 発売日
- 2019年9月20日
- 判 型
- B6判変型
- 製 本
- 並製
- 頁 数
- 184頁
- I S B N
- 978-4-7505-1608-0 C0030
本は
ぜんぶ読まなくていい
たくさん読まなくていい
本が読めなくなったのは、内なる自分からのサイン。だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。
読めない本にも意味があるから、積読でもいい。
多読・速読を超えて、人生の言葉と「たしかに」出会うために。
NHK「100分de名著」常連の本読みの達人が案内する読書の方法。
知識を増やすためではなく、人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。
その方法を、あなたと一緒に考える。
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目次
はじめに 読書という不思議な出来事
第1章 待つ読書
1 読書は対話
2 読めないときは、読まなくてもよい
3 「正しい」読み方など存在しない
4 ひとりの時間
5 「書く」ことから始める「読書」
6 本は、全部読まなくてよい
7 本は、最初から読まなくてもよい
第1章を実践するための10のポイント
第2章 言葉と出会う
1 図書館へ行く
2 素朴な本に出会う
3 言葉とコトバ もう一つの言葉を読む
4 見えない文字を読む
5 書店へ行く
6 言葉のジュース 引用のちから
7 自分の「読み」を深める
第2章を実践するための10のポイント
第3章 本と出会う
1 素朴な言葉
2 「読む」という旅
3 言葉の肌感覚を取り戻す
4 言葉と生きる
5 ゆっくり読む
6 情(こころ)を開く
7 感覚を開く
第3章を実践するための12のポイント
おわりに 読めない本に出会う
あとがきに代えて 無意識の読書