いのちの巡礼者 教皇フランシスコの祈り
- 著 者
- 若松 英輔
- 価 格
- 1,430円(税込)
- 発売日
- 2020年3月4日
- 判 型
- 四六判
- 製 本
- 並製
- 頁 数
- 144頁
- I S B N
- 978-4-7505-1632-5 C0095
世の中は、強くあることに価値を見出しがちです。
しかし、教皇が語ったのは、弱くあることの叡智だと言ってもよいかもしれません。
(本文より)
「声を発しても耳を貸してもらえない人たちの口になるために」38年ぶり2度目の来日を果たしたローマ教皇。
弱き人々の届かぬ叫びとは何か。
いま私たちは何を考え、どう行動するべきなのか。
キリスト教を超え、全ての人々に重い問いを投げかける教皇のメッセージ。
自身カトリック信徒でもある著者が、その核心を読み解き、現代日本の諸問題と希望の可能性を考える。
*
目次
はしがき
Ⅰ
「弱き者」の使者
出向いて行く教会
心が痛みに震えるとき
橋をかける人
「貧しい人」に学ぶ
いつくしみのわざ
教皇フランシスコと日本のいま
Ⅱ
貧しい人に導かれて 教皇フランシスコの革命
声を発しても耳を貸してもらえない人の声
平和の巡礼者
いのちのありか
いのちの声に出会う 教皇フランシスコからの問いかけ
弱くあることの叡知 教皇フランシスコの言葉に学ぶ
教皇フランシスコが誕生するまで おわりに