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チョン・セランの本 03 声をあげます

声をあげます
著者 チョン・セラン 著
斎藤 真理子 訳
価格 1,760円(税込)
発売日 2021年6月16日
判型 B6判
製本 並製
頁数 280頁
ISBN 978-4-7505-1698-1
Cコード C0097

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内容紹介

 
地球の滅亡、感染症、種の絶滅、大量消費……
《 解決の鍵はいつだって未来にある! 》

身に覚えのないことで突然、収容所に監禁された英語教師のスンギュン。16名もの教え子が殺人者になっているという。
そして、その原因が自分の“ 声” にあるというのだが……(「声をあげます」)


『フィフティ・ピープル』『保健室のアン・ウニョン先生』の人気作家が放つ初めてのSF短編集。
文明社会の行きづまりを軽やかに描き出し、今を生きる女性たちにエールを贈る、シリアスでポップな8つの物語。


二十三世紀の人たちを怒らせるのではないかと思うと私は恐ろしい。
この正常ではない、腹立たしい豊かさは最悪の結果に終わってしまうだろうと思う。
未来の人々に軽蔑されずにすむ方向へ軌道修正できたらいいのに。(「あとがき」より)



【目次】
■ ミッシング・フィンガーとジャンピング・ガールの大冒険
■ 十一分の一
■ リセット
■ 地球ランド革命記
■ 小さな空色の錠剤
■ 声をあげます
■ 七時間め
■ メダリストのゾンビ時代

■ あとがき
■ 訳者あとがき


【書評・メディア情報】
■朝日新聞(7月24日)/書評(金原ひとみ氏・小説家)
■信濃毎日新聞(7月31日)/書評(尹雄大氏・インタビュアー、ライター)
■読売新聞(8月22日)/書評(尾崎真理子氏・早稲田大教授、読売新聞調査研究本部客員調査員)
■ダ・ヴィンチ(9月号)/紹介
■GINZA(9月号)/「韓国カルチャーNEWS」特集で紹介
■うかたま(64号)/下町書店の店長がおすすめする本(笈入健志氏・往来堂書店店長)
2022年
PORTLA(1月13日)/紹介「旅行気分 Vol.3」(太田明日香氏)




シリーズ〈チョン・セランの本〉
『保健室のアン・ウニョン先生』(斎藤真理子訳)
「この学校には、何かがいる」——養護教諭のアン・ウニョンが、新しく赴任した高校で起きる原因不明の怪奇現象や不思議な出来事に立ち向かう。

『屋上で会いましょう』(すんみ訳)
現代の女性たちが抱えるさまざまな問題や、社会に広がる不条理を、希望と連帯、やさしさとおかしさを織り交ぜて、色とりどりに描く9作品を収録。

『シソンから、』(斎藤真理子訳)
20世紀を生き抜いた女性たちに捧げる、21世紀を生きる女性たちからの温かな視線――。チョン・セランが贈る家族三代の物語。


韓国文学のシリーズ〈となりの国のものがたり〉
『フィフティ・ピープル』(斎藤真理子訳)
50人のドラマがあやとりのように絡まり合う、連作短編小説集。「はじめての韓国文学」におすすめの一冊。

著者紹介

チョン・セラン
1984年ソウル生まれ。編集者として働いた後、2010年に雑誌『ファンタスティック』に「ドリーム、ドリーム、ドリーム」を発表してデビュー。13年『アンダー、サンダー、テンダー』(吉川凪訳、クオン)で第7回チャンビ長編小説賞、17年に『フィフティ・ピープル』(斎藤真理子訳、亜紀書房)で第50回韓国日報文学賞を受賞。純文学、SF、ファンタジー、ホラーなどジャンルを超えて多彩な作品を発表し、幅広い世代から愛され続けている。
他の小説作品に『保健室のアン・ウニョン先生』(斎藤真理子訳)、『屋上で会いましょう』(すんみ訳、以上、亜紀書房)、『地球でハナだけ』『八重歯が見たい』『シソンから』などがある。

斎藤 真理子(さいとう・まりこ)
1960年新潟生まれ。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、チョ・ナムジュ『82 年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)、ハン・ガン『回復する人間』、パク・ソルメ『もう死んでいる十二人の女たちと』(以上、白水社)、ファン・ジョンウン『ディディの傘』(亜紀書房)など。『カステラ』で第1回日本翻訳大賞受賞。

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