そう思ったのは、Mさんの話から、廃鶏にするのも容易ではないという印象を受けたから。小規模の養鶏では一度に業者に出す廃鶏の羽数が少ない。そうなると儲けも少ないのだろう、疎まれることもある様子だった。

鶏まみれ
小6の息子が小遣い稼ぎ目的に庭先養鶏を始めてから4年。ひょんなことから、それを夫が引き継ぎ、本格養鶏をすると言い出した。でも、どうやって? 土地は? ニワトリは? たまご屋さんになる道は拓けるのか。『山と獣と肉と皮』『ニワトリと卵と、息子の思春期』の先に見えてきたもうひとつの命と食。それは、日本中の食卓で当たり前のように日々食べられている卵と鶏肉――その源流にさかのぼる、思いもよらない旅のはじまりだった。
2023.3.24

ニューヨークで考え中
一年だけのつもりが、気がつけばニューヨークに住み始めて早14年。まばゆい摩天楼都市の片隅で拾い集めた日々のあれこれを、見開き2ページ、一話完結のスタイルで描く、等身大のつれづれNYコミックエッセイ!
2023.3.23

sense of wander
地形、階段、遊具、植物、変な看板、電線、配管——何の変哲もない町にも、小さな不思議に満ちたスポットがある。30年以上暮らしながら、東京の風景に親しめなかった紀行作家が、何気ない町中に特異点をまなざし、そのレイヤーをぶらぶら行き来しながら未知の魅力を味わう、異色の東京さんぽエッセイ。
2023.3.15

ニューヨークで考え中
一年だけのつもりが、気がつけばニューヨークに住み始めて早14年。まばゆい摩天楼都市の片隅で拾い集めた日々のあれこれを、見開き2ページ、一話完結のスタイルで描く、等身大のつれづれNYコミックエッセイ!
2023.3.9

sense of wander
地形、階段、遊具、植物、変な看板、電線、配管——何の変哲もない町にも、小さな不思議に満ちたスポットがある。30年以上暮らしながら、東京の風景に親しめなかった紀行作家が、何気ない町中に特異点をまなざし、そのレイヤーをぶらぶら行き来しながら未知の魅力を味わう、異色の東京さんぽエッセイ。
2023.3.1