HOME > 書籍検索:エッセイ > イン・マイ・ライフ

イン・マイ・ライフ

イン・マイ・ライフ
著者 吉本 由美
価格 1,650円(税込)
発売日 2021年7月14日
判型 B6判
製本 並製
頁数 224頁
ISBN 978-4-7505-1702-5
Cコード C0095
電子書籍発売中

オンライン書店で購入

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

内容紹介

 
年をとるって、かくも愉しく忙しい——。

スタイリストとして70~80's『アンアン』『オリーブ』『クロワッサン』の草創期を駆け抜けた半生と、熊本ではじめた62歳からの仕事と暮らし。


映画と雑誌が大好き、夢は自分好みの部屋に暮らすこと——。
18歳で始めた東京暮らし。初めて就職した『スクリーン』編集部での映画三昧の毎日。
憧れの大橋歩さんのアシスタントを経て、『アンアン』の編集見習いに。
そして流行発信の最前線でインテリア・スタイリストの草分けとして目まぐるしく駆け巡った日々……。

人生ってなんだか偶然と突然の連続。

還暦過ぎて地方暮らしを思い立ち、熊本へ帰郷。
転がり着いたこの地で新しい仕事もいざ始動。猫の世話、庭仕事も忙しい。


73歳となった一人暮らしの達人が、人生折々に見つけた〝年をとる愉しみ〟について綴るエッセー。


【目次】
■ はじめに

Ⅰ 転がる石のように
 1 住みたい部屋を思い描いて
 2 東京の街 みちくさ歩き 60's
 3 映画が教えてくれた 70's
 4 スタイリストになる 70'sー80's
 5 暖簾を下ろして筆一本 90's

Ⅱ あたらしい土のうえで
 ■ 家に帰って
 ■ 揺れる日々
 ■ 街をされく
 ■ 始まり
 ■ よりどころ
 ■ 私の朝は猫仕事から
 ■ 家を繕う
 ■ 我が家の庭のささやかな歴史
 ■ 母の器たち
 ■ 真夜中の新聞
 ■ 70歳の夜のひらめき
 ■ 老後の仕事 私の場合
 ■ ヒルデガルトの長いお話
 ■ 人生は小さな愉しみのつづれ織り

■ あとがき


【書評・メディア情報】
■産経新聞(8月8日)/著者インタビュー
■クロワッサン(9月25日)/著者インタビュー
■ダ・ヴィンチ(10月号)/紹介
■FUDGE(10月号)/紹介
■サンデー毎日(11月21日号)/紹介(小林聡美「本のある日々」)
■信濃毎日新聞(11月27日/書評(斎藤真理子氏・翻訳家)
■毎日新聞(12月4日)/著者インタビュー
■新文化(12月23日)/「注目!この本」
2022年
■素敵なあの人(1月号)/紹介
■クウネル(1月号)/紹介


著者紹介

吉本 由美(よしもと・ゆみ)
1948年熊本市生まれ。作家・エッセイスト。セツ・モードセミナー卒業後、洋画雑誌『スクリーン』編集部、大橋歩のアシスタントを経て雑誌の世界へ。
創刊間もない『アンアン』『クロワッサン』『オリーブ』などの女性誌を舞台に雑貨・インテリアを扱うスタイリストとして活躍後、執筆活動に専念。
2011年より熊本に在住。雑貨・インテリア、日々の暮らしや旅をめぐるエッセー、小説作品が多数ある。
著書に『吉本由美〔一人暮らし〕術・ネコはいいなア』(晶文社)、『雑誌に夢中』(新潮文庫)、『ひみつ』(角川書店)、『かっこよく年をとりたい』(筑摩書房)、『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』(村上春樹、都築響一との共著、文春文庫)『みちくさの名前。雑草図鑑』(NHK出版)などがある。

PAGE TOP