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ハリー、大きな幸せ

ハリー、大きな幸せ
著者 村井 理子
価格 1,540円(税込)
発売日 2021年8月25日
判型 四六判
製本 並製
頁数 176頁
ISBN 978-4-7505-1705-6
Cコード C0095
電子書籍発売中

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内容紹介


翻訳家、エッセイストの村井理子さんの相棒は、黒ラブラドール・レトリバーの「ハリー」。
とにかくやんちゃだった彼も、最近はすっかり落ち着いて、成犬としての貫禄が出てきた。黒々とした毛並みと隆々とした筋肉をたたえて眠るその姿は、なんというか、まるで近江牛!?

一方、ハリーとも大の仲良しの双子たちは、中学生になって思春期真っ盛り。難しいお年頃の彼らに手を焼くことも多いが、わが家にはハリーがいる。ハリーがいるから大丈夫。
だが、平穏に思えた村井家の暮らしも、コロナ禍で一変し……。


体重50キロ、デカい。とにかく食欲、止まらない。
大型犬であるラブラドール・レトリバーの飼い主には覚悟が問われる……。

――それでも、パワフルだけど優しくて、そしてチャーミングな犬との暮らしは最高だ! 村井さんちの”イケワン”、ハリーまみれのエッセイ集。



【もくじ】
はじめに《試し読み》
1……ぼくはここにいる
2……足元に眠るお宝
3……留守のあいだに
4……きゅうり砲《試し読み》
5……大人の階段
6……今日は三歳の誕生日
7……かけがえのない時間
8……香りが悩ましい
9……愛の挨拶
10……不安な日々に
11……動物だってコロナ疲れ
12……近江の守り神
13……安心してはいられない
14……薬の時間
15……ダイエットの秘訣
16……ギルティ・ドッグ
17……きみがいてくれるだけで
18……今夜はどこで?
19……大好きな秋
20……ハリーは枝師《試し読み》
21……引っぱり力
22……ベッド戦争
23……ハリーくんのバースデープレゼント
24……ヘルパーのハリーさん
25……幸福という仕事
26……毛が辛い
27……愛犬と愛車と
おわりに



【試し読み】
はじめに
きゅうり砲
ハリーは枝師


【書評・メディア情報】
■クロワッサン(11月10日号)/紹介




シリーズ〈イケワン・ハリー〉
村井理子『犬(きみ)がいるから』(2018年刊行)
生後3ヶ月の黒ラブ「ハリー」がやってきた!
見る見る大きくなっていく愛犬と暮らす愉快でやさしい日々を、多数のカラー写真を添えていつくしむように綴る待望のエッセイ集。

村井理子『犬ニモマケズ』(2019年刊行)
ヤンチャないたずらもしながらぐんぐん成長していく黒ラブラドール・レトリバーの「ハリー」と、中学生になった双子の息子たちとのかけがえのない日常。
巻末に、ライター青山ゆみこさんとの対談も収録!

著者紹介

村井 理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。1970年静岡県生まれ。訳書に『ヘンテコピープルUSA―彼らが信じる奇妙な世界』(中央公論新社)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(ともに新潮文庫)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、 『黄金州の殺人鬼―凶悪犯を追いつめた執念の捜査録』(亜紀書房)、『エデュケーション―大学は私の人生を変えた』(早川書房)など。著書に『ブッシュ妄言録 ―ブッシュとおかしな仲間たち』(二見文庫)、『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き―おいしい簡単オーブン料理』(KADOKAWA)、『犬がいるから』『犬ニモマケズ』(ともに亜紀書房)、『兄の終い』『全員悪人』(ともにCCCメディアハウス)、『村井さんちの生活』(新潮社)。
Twitter @Riko_Murai
ブログ https://rikomurai.com/

村井 ハリー(本名:ネルソン・オブ・サウス・カントリー・スター)
2016年12月17日、宮崎県生まれ。4歳8ヶ月のラブラドール・レトリバー。体重50キロ。好物はブロッコリー、鶏肉、バニラアイス。趣味は水泳とフリスビー。

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