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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅣ-7 第三の極地 エヴェレスト、その夢と死と謎

第三の極地
著者 【著】マーク・シノット
【訳】古屋 美登里
価格 3,520円(税込)
発売日 2023年2月10日
判型 四六判
製本 並製
頁数 600頁+口絵16頁
ISBN 978-4-7505-1779-7
Cコード C0095
電子書籍発売中

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内容紹介

──今も昔も人々の熱狂の渦のなかに聳え立つ、それがエヴェレストだ。

《ページを捲る手が止まらない、山岳ノンフィクションの新たな傑作》

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「そこにそれがあるから」
1924年6月、マロリーとアーヴィンは世界一の頂を目指し、二度と戻らなかった。
百年来の謎を解き明かすため、ベテランクライマーはかの地へ向かう。
そこで目にしたのは、この山に魅せられた人々の、それぞれの人生の物語だった。

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南極、北極に次ぐ「第三の極地」、ヒマラヤ山脈。
そこに鎮座する世界一の頂、エヴェレストに渦巻く熱狂と混乱、そして百年前の謎。

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【目次】
■プロローグ
■第一部 熱狂への道
 ・第一章………死者に囲まれて
 ・第二章………モスクワ・ルール
 ・第三章………上流社会
 ・第四章………製品テスト界のはみだし者
 ・第五章………忌まわしき異端
■第二部 山に登る
 ・第六章………雪の住処へ
 ・第七章………奇跡のハイウェー
 ・第八章………ファニの襲来
 ・第九章………エヴェレストの急変
■第三部 すべてを越えて
 ・第十章………カムの闘い
 ・第十一章……イギリスの空気
 ・第十二章……遥かなる頂
 ・第十三章……極限での捜索
 ・第十四章……帰郷

■謝辞
■訳者あとがき
■資料に関する註
■索引
■著者によるペーパーバック版のためのあとがき

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著者紹介

マーク・シノット(Mark Synnott)
24年間ザ・ノースフェイスのグローバルアスリートチームのメンバーとして活動。多くの巨大なロックウォールを制覇したロック・クライマーで、「ナショナル・ジオグラフィック」をはじめ「アウトサイド」や「クライミング」にも寄稿。また、国際山岳ガイド連盟(IFMGA)、米国空軍パラレスキュー部隊のトレーナーでもある。ニューハンプシャーのマウント・ワシントン・バレーに住む。邦訳に『THE IMPOSSIBLE CLIMB:アレックス・オノルドのフリーソロ』(西川知佐訳、東洋館出版社)がある。

古屋 美登里(ふるや・みどり)
翻訳家。著書に『雑な読書』『楽な読書』(ともにシンコーミュージック)。訳書にアフガニスタンの女性作家たち『わたしのペンは鳥の翼』(小学館)、エドワード・ケアリー『呑み込まれた男』『飢渇の人 エドワード・ケアリー短篇集』『おちび』、〈アイアマンガー三部作〉『堆塵館』『穢れの町』『肺都』(すべて東京創元社)、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』、デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』(ともに亜紀書房)、ジョディ・カンター他『その名を暴け #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い』(新潮社)など多数。

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