「ナガサキ」を生きる 原爆と向き合う人生
著者 | 高瀬 毅 |
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価格 | 2,200円(税込) |
発売日 | 2025年7月25日 |
判型 | 四六判 |
製本 | 並製 |
頁数 | 276頁 |
ISBN | 978-4-7505-1881-7 |
Cコード | C0095 |
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内容紹介
◤推薦◢
《歴史》になったナガサキを《記憶》に引き戻すこと。
それは《新しい戦前》の時代に求められる倫理だ。
──白井聡(政治学者)
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1945年8月9日、6日の広島に続き長崎に原子爆弾が投下された。
その影響は計り知れなく、80年経った今もなお苦しむ人たちがいる。
長崎出身の被爆二世である著者は、1000人以上の被爆者の声を記録したジャーナリスト伊藤明彦の仕事に導かれながら、自らも原爆の取材に邁進してきた。
──なぜ、神の聖地「ナガサキ」に原爆は落とされたのか?
被爆者や関係者への取材、日米の膨大な資料をとおして〝人類史上最大の悲劇〟の核心に迫っていく。
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なぜ、投下目標地が小倉から長崎に変更されたのか?
なぜ、短期間に2発もの原爆が投下されたのか?
米国はどのような計画で原爆を落としたのか?
◤原爆投下のプロセスの解明に挑む本格ノンフィクション◢
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【目次】
第1章 原爆の記録に人生を賭ける
第2章 「長崎小空襲」の謎
第3章 「小倉原爆」
第4章 小倉上空の謎
第5章 長崎上空の謎
第6章 「被爆太郎」の造形とこれから
第7章 原爆正当化論と次の「核使用」
終章 あとがきにかえて
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