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バービーと私 着せ替えドレスを作り続けた半生記

バービーと私
著者 宮塚 文子
価格 1,760円(税込)
発売日 2011年4月11日
判型 四六判
製本 並製
頁数 176頁
ISBN 978-4-7505-1105-4
Cコード C0095

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内容紹介

1958年、日本で産声をあげたバービーは完璧なプロポーションにハイセンスなドレスをまとい、たちまち世界中の女の子の憧れになった。昭和の時代を背景に、“安かろう悪かろう”と言われた日本製品を世界基準に押し上げた「働く女」激動の一代記

【目次】
はじめに──バービーは私の宝

1章 ジョンソンさんとの出会い
初仕事は羽田にお出迎え
帝国ホテルがわたしの職場
帰りは毎日終電で

2章 入社テスト
手に職を
入社テストは人形のズボン

3章 バービードレス開発物語
帝国ホテルの研究室で
二人三脚の型紙作り
蛇口の形がヒントになった帽子型
グッド・アイディア!
夜なべで編んだアンサンブルセーター
誇り高きバービー

4章 全米デビュー
ジョンソンさんの帰国
大量生産のプレッシャー
そして工場視察の日々
ケンのタキシードはブカブカ!?

5章 バービー、世界へ
「校長先生、おはようございます」
昭和モーレツ社員
退職願い
『宮塚縫製』を創業

6章 人形一筋
宮塚縫製での仕事
人形服の専門家
家族といっしょに
アパート経営に乗り出す

7章 バービー五十周年
命を懸けたわたしの仕事

【編集部から】
あまり知られていませんが、バービーを世界で最初に開発したのは日本です。
昭和30年代、女性が仕事をする環境はまだまだ整っているとは言い難い時代に、ただバービーのドレスの品質向上とクオリティの維持を考え、寝食忘れて仕事に打ち込んだ、働く女性の貴重な記録です。もちろんバービーの開発秘話もたくさん詰まっています。巻頭カラーのプロトタイプドレスは、どれも一点しかない超レアモノです。ぜひ店頭で手にとってみてください。

著者紹介

宮塚 文子(みやつか ふみこ)
1932年生まれ。7人きょうだいの6番目。
1957年、国際貿易に入社後、すぐにバービーのドレス担当となり、退社までドレス担当主任として従事する。
1963年、人形服専門の縫製会社「宮塚縫製」を立ち上げ、リカちゃんなどの着せ替え服製作の第一人者として活躍。
現在は、バービー収集、カメラなど趣味に楽しむ毎日。

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