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原子力に未来はなかった

原子力に未来はなかった
著者 槌田 敦
価格 1,650円(税込)
発売日 2011年5月17日
判型 四六判
製本 並製
頁数 198頁
ISBN 978-4-7505-1110-8
Cコード C0036

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内容紹介

スリーマイル島16時間、チェルノブイリ6日間、
いまだ「福島」を止められない――
日本の原発、ほんとうにこのままで、いいですか?

70年代から反原発を訴えてきた著者が、レベル7という未曾有の福島第一原発の事故の経緯をさぐり、今後の日本社会のあり方を問う! 名著『石油と原子力に未来はあるか』に、あらたに今回の事故についての分析を補足。福島で何が起こったか、スリーマイルとチェルノブイリとの比較、反原発の科学的根拠など、30年の歴史がつまった反原発の思想的支柱となる一冊。

【目次】
まえがきにかえて

1章 レベル7となった福島第一原発の事故 2011年4月13日

2章 原発巨大事故の傾向と対策 1987年5月

3章『石油と原子力に未来はあるか』 1978年

 原子力は石油の代替か
 原子力平和利用は故意の犯罪
 核融合の夢と現実
 脱石油文明の方向
 定常開放系の世界

著者紹介

槌田 敦(つちだ・あつし)
1933年東京生まれ。東京都立大学理学部化学科卒業。東京大学大学院物理課程D2修了後、同大助手を経て理化学研究所研究員。定年退職後、94年から名城大学経済学部教授。06年退職。05年4月から09年3月まで高千穂大学非常勤講師。
著書に『資源物理学入門』(NHKブックス)、『環境保護運動はどこが間違っているのか?』(宝島社)、『CO2温暖化説は間違っている』『弱者のための「エントロピー経済学」入門』『「地球生態学」で暮らそう』(ほたる出版)など。

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