破損した脳、感じる心 高次脳機能障害のリハビリ家族学
| 著者 | 犬塚 芳美 |
|---|---|
| 価格 | 1,760円(税込) |
| 発売日 | 2012年9月14日 |
| 判型 | 四六判 |
| 製本 | 並製 |
| 頁数 | 220頁 |
| ISBN | 978-4-7505-1222-8 |
| Cコード | C0095 |
オンライン書店で購入
内容紹介
ある夜酔っぱらって後頭部を強打。生死の境をさまよい、片麻痺や高次脳機能障害という障害を抱える身に、夫がなった。きのうまで元気だったのに、計算もできない。左右の概念がない。視野が狭くなる。右半身に麻痺がある・・・・・・。ああ、私ひとりでどうしたらいいの?でも夫を治すのは私しかいない。
数を数える。発声練習のため般若心経を唱える。俳句を作る。散歩に連れ出す。着替えを手伝わない。看護師も舌を巻くスパルタ・リハビリ師となって、見事な復活をサポート。
運と努力と家族のがんばりで、高次脳機能生涯を乗り切った家族の記録。高次脳機能障害をけっしてあきらめないで。

