HOME > 書籍検索:エッセイ > 女子の遺伝子

女子の遺伝子

女子の遺伝子
著者 三砂 ちづる/よしもとばなな
価格 1,320円(税込)
発売日 2013年3月25日
判型 四六判
製本 並製
頁数 212頁
ISBN 978-4-7505-1307-2
Cコード C0095

オンライン書店で購入

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

内容紹介

私たち、もっと、楽しく、心も体も、
しんから楽しく生きたいんです。
「子どもは1歳までに、母親が子どもにどう接したかで、その子の人格形成の核の部分が決まる」、これはよしもとばななさんの父である吉本隆明氏の持論だった。赤ちゃんは母親の無意識から大きな影響を受けるので、母親が安定していないと、この世に生まれてきたことの安心感を得られないのだという。現在の20代、30代の女性たちは、鬱病、生理不順などの心身の不調や、漠然とした見捨てられ不安を訴え、どこか内向きで、自信なさげである。急激な近代化を生き抜いた70代、80代の女性たちに育てられた40代、50代のお母さんたちは、とっても真摯に、世の中の役に立つ立派な娘を育てようとした。それは間違いではないけれど、それは女子として、幸せなことなの? 
母子保健の研究者である三砂ちづるさんと、世界的作家であるよ
しもとばななさんが、自らの妊娠、出産、おっぱい、両親との関係、子育てなどなど、自らが現代に生きる女たちのロールモデルとなるべく、すべての女性に向けて語り合った。

●目次

1 女子と野性
 からだにいいこと
 楽しいお産
 出産とおっぱい
 男の目線
 助産院は世界遺産
 男子を育てる
 健康ってどういうこと?
 糖にアディクト

2 母の存在
 母のすごさ
 男らしさ、女らしさ
 女性性について
 私を好きになる
 永遠の母性
 人間の振り幅について

PAGE TOP