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詳注アリス 完全決定版

詳注アリス
著者 マーティン・ガードナー 著
ルイス・キャロル 著
高山 宏 訳
価格 5,280円(税込)
発売日 2019年12月18日
判型 A5判
製本 上製
頁数 640頁
ISBN 978-4-7505-1622-6
Cコード C0097

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内容紹介

全世界のアリス・ファンの尊敬を集める批評家、数学者ガードナーの遺作にして、アリス・マニアの聖典が待望の初翻訳!

学魔・高山宏による翻訳でお届けする、伝説のアリスうんちく大全!

物語に付された、本文を凌駕する膨大な量の注、うんちく、トリビアの数々…そして、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の本文を完全新訳で収録!

・ルイス・キャロルの手紙や日記、歴史資料、学問的解釈などを駆使して付された注釈の数は、なんと300以上!

・これまで世界中の画家が描いてきた100枚以上の「アリス」挿絵を精選収録。

・公刊された「アリス」からは削除された「かつらをかぶった雀蜂」挿話も復元収録!

あなたの知らないアリスのすべてがこの一冊に

【目次】

『詳注アリス』序文
『新注アリス』序文
『詳注アリス 決定版』序文 
『ナイト・レター』誌詳注への序文
『詳注アリス 完全決定版』への序文
不思議の国のアリス:詳注付き全文
鏡の国のアリス :詳注付き全文
かつらをかぶった雀蜂:『鏡の国のアリス』の「割愛」されたエピソード
ルイス・キャロル関連協会現況
謝辞
訳者あとがき
主要参考文献
スクリーンの上の「アリス」
本書に収録されたイラストレーターたち

【書評・メディア情報】
■読売新聞(1月26日)/紹介
ダ・ヴィンチニュース(2月9日)/紹介(成田全氏)
■図書新聞(4月4日号)/書評(新月雀氏・「本が好き!」コラボ企画)
2022年
■「装苑」(9月号)/紹介

著者紹介

マーティン・ガードナー
1914年アメリカ・オクラホマ生まれ。批評家、数学者、サイエンス・ライター。ルイス・キャロルその人と作品に関する世界有数の専門家。これまで100冊以上の著書を持ち、『サイエンティフィック・アメリカン』誌上では1956~1981年まで25年に渡って人気コラム「数学ゲーム」を連載した。『ゲーテル、エッシャ、バッハ』のダグラス・ホフスタッターからも「20世紀アメリカの生んだ偉大な知性」と評されている。邦訳書に『マーチン・ガードナーの数学ゲーム』(全3巻、日経サイエンス)、『ルイス・キャロル――遊びの宇宙』(白揚社)、『奇妙な論理』(全2巻、ハヤカワ文庫)など多数。


高山宏
1947年岩手県生まれ。批評家、翻訳家。大妻女子大学比較文化学部長を経て、同大学副学長。著書に『アリス狩り』(青土社)、『近代文化史入門――超英文学講義』(講談社学術文庫)、『殺す・集める・読む――推理小説特殊講義』(創元ライブラリ)など多数。翻訳書にジョン・フィッシャー『キャロル大魔法館』(河出書房新社)、エリザベス・シューエル『ノンセンスの領域』(白水社)、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(共に佐々木マキ画、亜紀書房)など多数。

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