HOME > 谷根千のイロハ

谷根千のイロハ

谷根千のイロハ
著者 森 まゆみ 著
価格 1,430円(税込)
発売日 2020年2月19日
判型 四六判
製本 並製
頁数 232頁
ISBN 978-4-7505-1605-9
Cコード C0020
電子書籍発売中

オンライン書店で購入

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

内容紹介

初めてなのに なんだか懐かしい東京。

猫を追いかけて古い路地を進んでいけば、小さな商店街にたどり着く。
そこは、鴎外や漱石も暮らし、今や外国からの観光客にも人気が高い東京の町〈谷中・根津・千駄木〉。


弥生式土器が発掘された弥生町、江戸将軍家の菩提寺・寛永寺と上野、鷗外や漱石が暮らした千駄木、遊郭があった根津と権現様……。
幸田露伴、岡倉天心、高村光太郎、三遊亭圓朝……。

なつかしい街並みが残る谷根千を歩き、ゆかりある人々も取り上げながら、
古代から現代まで通して語る、小さな町の愉快な歴史読本。



【もくじ】
序文 次の世代に伝える
1 古代から江戸時代までの谷根千
2 明治時代の谷根千
3 大正時代の谷根千
4 昭和の谷根千
あとがきにかえて

【書評・メディア情報】
■Tarzan(No.785)/紹介
■読売新聞(6月28日)/著者インタビュー
■學鐙(夏号 Vol.117)/私のすすめる三冊(岡崎武志・フリーライター、書評家)
■東京人(9月号)/紹介
■東京新聞(10月29日)/紹介



著者紹介

森まゆみ(もり・まゆみ)
1954年生まれ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。
その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞受賞)、『暗い時代の人々』(亜紀書房)、『「谷根千」地図で時間旅行』(晶文社)、『子規の音』(新潮文庫)などを送り出している。
近著に『用事のない旅』『会いにゆく旅』(産業編集センター)がある。

PAGE TOP