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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅢ-15 ホンモノの偽物 模造と真作をめぐる8つの奇妙な物語

ホンモノの偽物
著者 リディア・パイン 著
菅野 楽章 訳
価格 2,420円(税込)
発売日 2020年10月22日
判型 四六判
製本 並製
頁数 336頁+口絵8頁
ISBN 978-4-7505-1671-4
Cコード C0095
電子書籍発売中

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内容紹介

 
本当のことはいつだって、偽物が教えてくれる!?
 
ウォーホルなしでつくられたウォーホル作品は本物か?
高クオリティーすぎて、それ自体で価値のついた“オリジナル贋作絵画”とは?
バナナ味とバナナの違いが明らかにする味覚の真実とは?
いんちき化石を信じた18世紀の博物学者の顛末とは?
天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドはどちらが道徳的か?
ネイチャー・ドキュメンタリーは本当に“自然”なのか? and more…!
 
真贋のグレーゾーンを行き来する事物を通して浮かび上がる、歴史と文化の実相に迫ったノンフィクション!



【目次】
序 ウォーホルのいないウォーホル
第一章 厳粛なる嘲り
第二章 噓石の真実
第三章 炭素の複製(カーボンコピー)
第四章 異なる味わいの偽物
第五章 セイウチカメラを通して見ると
第六章 大いなるシロナガスクジラ
第七章 そしていま、それは本物だ
第八章 旧石器時代を生き返らせる技法
結 大英博物館に見られるように
謝辞
訳者あとがき
参考文献


【書評・メディア情報】
ダ・ヴィンチニュース(11月21日)/紹介(清水銀嶺氏)
毎日新聞(12月1日)/書評(岡崎武志氏・ライター)
■サンデー毎日(12月13日号)/書評(岡崎武志氏・ライター)
2021年
■図書館教育ニュース(第1551号付録)/紹介
■日本経済新聞(1月9日)/書評(中野明氏・ノンフィクション作家)
■大分合同新聞(1月17日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■沖縄タイムス(1月23日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■東奥日報(1月23日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■大阪日日新聞(1月23日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■日本海新聞(1月23日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■熊本日日新聞(1月24日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■京都新聞(1月24日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■長崎新聞(1月24日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■新潟日報(1月24日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■信濃毎日新聞(1月31日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■神奈川新聞(1月31日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■聖教新聞(2月3日)/書評
■岐阜新聞(2月7日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■中國新聞(2月14日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■週刊朝日(2月26日号)/書評(平山瑞穂氏)
■「AROMA RESEARCH」(No.85)/短評
■山陽新聞(3月7日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■下野新聞(3月28日)/書評(暮沢剛巳氏・東京工科大教授)
■「本の雑誌」(9月号)/「読者のイチ推し海外ノンフィクション!」
2022年
■「代わりに読む人」(創刊準備号)/紹介

著者紹介

リディア・パイン(Lydia Pyne)
1979年生まれ。著述家・歴史家。アリゾナ州立大学で歴史学と人類学の学位、科学史・科学哲学の博士号を取得。科学と物質文化の歴史に関心を抱き、現在テキサス大学オースティン校・歴史学研究所で客員研究員をつとめる。これまで調査活動を行ってきた地域は、南アフリカ、エチオピア、ウズベキスタン、イラン、アメリカ合衆国南西部。著書に『7つの人類化石の物語 古人類界のスターが生まれるまで』(白揚社)などがある。

菅野 楽章(かんの・ともあき)
1988年東京生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。訳書にブレット・イーストン・エリス『帝国のベッドルーム』(河出書房新社)、ダミアン・ラッド『世界でいちばん虚無な場所 旅行に幻滅した人のためのガイドブック』(柏書房)、『1924 ヒトラーが“ヒトラー”になった年』『ミズーラ 名門大学を揺るがしたレイプ事件と司法制度』(共に亜紀書房)などがある。

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