生きていく上で、かけがえのないこと 吉村萬壱・若松英輔

2019.12.2

若松英輔さん・イベント「教皇フランシスコからの問いかけ」



近刊『本を読めなくなった人のための読書論』が好評の若松英輔さんのイベント情報です。ふるってご参加ください。
また、若松さん編・解説で『新編 志樹逸馬詩集』が刊行予定です。


 

「教皇フランシスコからの問いかけ

――長崎・広島・東京で語ったこと」


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23日~26日、教皇フランシスコが来日し、長崎、広島、東京の各所でスピーチを行いました。準備された原稿を読む、というスタイルでしたが、慎重に選ばれた言葉はじつに深い意味をたたえていました。
 来日中は、さまざまなことで、語られた言葉を十分に味わう余裕がなかったかもしれません。今回の講演会では、各所で語られた言葉を、じっくりと味わってみたいと思います。

    • 講師:若松英輔さん(批評家・随筆家)
    • 日時:12月14日(土)18時30分~20時(18時・開場)
    • 場所:カトリック女子修道会 幼きイエス会(ニコラ・バレ)9F
    • 住所:〒102-0085 東京都千代田区六番町14-4(JR四ツ谷駅 麹町口より徒歩1分です)

    • 事前予約は不要です。そのまま会場にお越しください。
    • 参加費:自由献金制(「おさい銭」方式)でお願いします。
      ※集まった献金は、年末年始の生活困窮者支援活動に活用させていただきます。

 


若松英輔(わかまつ・えいすけ)

批評家・随筆家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。
1968 年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007 年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞、2018年『詩集 見えない涙』にて第33回詩歌文学館賞を受賞、『小林秀雄 美しい花』にて第16回角川財団学芸賞受賞。著書に『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『詩集 燃える水滴』(亜紀書房)ほか多数。