あき地

updated20240531

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サボる偉人

栗下直也

働きたくない。だけど、結果は残したい。そんな都合のいいノウハウを求めて、書評家・ライターで元経済記者の著者が、偉人たちの人生をひもとき、サボりながら成功する極意を探る歴史ビジネスエッセイ。

2024.5.31

僕たちはなぜ創るのか

岩井圭也

好きだった創作が、苦しい……仕事を辞め、専業としてのキャリアを進み始めた小説家は、書いて書いて、ついに書けなくなった。苦悩のなかで出会った、つくらずにはいられない人と作品たち。人はなぜつくるのか——抱いた疑問を胸に、つくることの意味と根源を追い求めて、若き作家は創作の現場を訪れる。何かをつくる人、かつて何かをつくりたかった人、そしてこれから何かをつくりたいと願う、すべての人へのノンフィクション。

2024.5.31

ごりやく酒

パリッコ

町で景色のいい鳥居に行きあたると、ちょっとお詣りしてから何の気なしに酒場に入る。たいていまだ日は高いから、店の空気も澄んでいる。酒好きな神様に背中を押されて呑む一杯は、だからいつでも特別感。ぶらぶら呑みの御利益さんぽへ今日もまた。

2024.5.31

ニューヨークで考え中

近藤聡乃

一年だけのつもりが、気がつけばニューヨークに住み始めて早15年。まばゆい摩天楼都市の片隅で拾い集めた日々のあれこれを、見開き2ページ、一話完結のスタイルで描く、等身大のつれづれNYコミックエッセイ!

2024.5.30

科学と民主主義

藤井達夫

いま地球は、地層学的に「人新世」という新たな時代に入った。人新世とは、人類の活動が地質に痕跡をのこすほど環境に多大な影響を及ぼす時代のことをいう。そこには、温室効果ガスの排出量をはじめ、遺伝子の操作など身体への介入も含まれる。このような時代に、代表制民主主義は、まだ十分に役割を果たすことができるだろうか。
代表制民主主義は、一つには利害集団の調整であるとも言われる。果たして、私たちは遠い未来の他者の利益をどのように守ることができるだろうか。未来に合わせて、代表制民主主義の仕組みを変えることはできるのだろうか。

2024.5.28

ソウル㊙️博物館&美術館探訪

大瀬留美子

170を超える博物館や美術館が存在するソウル。韓国と出会って25年以上、ソウルを愛し、路地を隅々まで知り尽くした“まち歩きの達人”が、見れば見るほど、知れば知るほど行きたくなるミュージアムを散歩感覚で楽しむガイド。

2024.5.23